ブログ 脱・ありきたりな採用

【ありきなりな採用から脱却する】
求人媒体を変えることに意味ある?

採用活動を行う企業なら
インターネットの求人媒体を
一度は使ったことがあるでしょう。

 

求人媒体の最大の魅力は
なんと言っても集客力。

 

そこに掲載することで
企業は求職者に知ってもらえますし、
求職者もたくさんの企業を知ることができます。

 

まさに出会いを創出する
求人版マッチングアプリです。

 

集客力が魅力的な反面…

求人媒体の集客力は何で決まるのか?

 

それは掲載企業数と登録者数です。
当然、どちらも多い方がいいです。
なぜなら選択肢が増えて、選び放題になるからです。

 

ただ、売り手市場により
今は求職者が選び放題な状況なので
企業が埋もれてしまっています。

 

つまり、企業は発見されにくくなるので
閲覧数・応募数が減り、
最終的に内定者数も減ります。

 

最近では、内定者0というのも
珍しくありません。

 

そうなると、
「別の求人媒体使った方が効果あるんじゃないの?」
と思うのも当然です。

 

求人媒体を変えることで何が変わる?

かつてはリクナビ・マイナビの二強時代でした。
でも、今では色々な求人サイトがあります。

 

ダイレクトリクルーティング型の求人サイト、
会社の評判・口コミを閲覧できる求人サイト、
機能や特徴はさまざまです。

 

求人媒体を変えれば
色々変わりそうな気がします。
だって、掲載される場所が変わるのですから。

 

求人媒体を変えることは、
商品を取り扱ってくれるお店が
変わるようなものです。

 

例えば、スーパーによって
客層・商品ラインナップ・陳列方法は
異なります。

 

これを求人媒体で置き換えると、

━━━━━━━━━━━
客層 → 求職者の属性
商品ラインナップ → 掲載企業
陳列方法 → サイトのレイアウト等
━━━━━━━━━━━

という感じ。

 

つまり、うちの会社を見てくれる求職者が
変わるかもしれないということです。
しかも、違う見せ方をしてくれるので
興味を持つ人が増えるかもしれません。

 

興味のない人はいつだって素通りする

でも、例えばシーチキンという商品は、
どこのスーパーで扱われようと、
商品自体の魅力が急に高まるなんてことは
ありませんよね?

 

それと同じで、
掲載先を変えたからといって
興味を持ってくれる人が
劇的に増えることはないでしょう。

 

結局、どの求人媒体を使っても
興味のない人は素通りします。

 

冒頭でもお伝えした通り、
求人媒体は求職者に知ってもらえることに
最大の強みがあります。

 

求人媒体に掲載して、
「誰にも見てもらえませんでした」
ということはあり得ないでしょう。

 

一定数の人があなたの会社を見つけたはずです。

 

それなのに応募に繋がらなかったのは、
画面をスクロールして素通りしていったか、
手に取ったけど買い物カゴに入れなかったか。
あるいは、カートに入れたままになっているか。

 

どの求人媒体でも注力すべきことはこれしかない

見向きもされずに素通りされ、
手にとったものの棚に戻され、
カートに入れたまま放置され、

 

この厳しい現実は、
どの求人媒体を使っても同じです。

 

じゃあ、
指をくわえて待つしかないのでしょうか?

 

そんなことはありません。
むしろ、いくらでも工夫できますし、
無限の可能性を秘めています。

 

出版社や作家は、
自分たちの本が売れるように、
手に取ってもらえるように、
表紙作りに命をかけます。

 

YouTuberも
動画を視聴してもらうために
サムネイルを工夫し、
途中で変更することだってあります。

 

スーパーに陳列された商品も
パッケージを変えるとか、
POPを工夫するとか、
レシピ帳を商品の横に置くとか、
色々な工夫をしています。

 

それなのに、
なぜ求人では同じことを
しないのでしょうか?

 

途中で掲載内容を変更できます。
紹介文を変えることもできます。
自社HPやYouTubeチャンネルに
誘導することもできます。

 

結局、どの求人媒体を使うにしても、
やるべきことはただ1つ!

 

素通りさせないように自社に興味を持たせ、
応募・選考まで進んでもらえるように
創意工夫することです。

 

できることは無限にあります。
この機会に考えてみてください。

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