あなたの会社の仕事と他社の仕事では
何か違いはありますか?
例えば、技術職の場合、
同じような製品を作っている会社の技術職と
何が違うのでしょうか?
この違いこそ、
その職種を魅力的に見せるために
不可欠なものです。
優れていることよりも、違っていることのほうが優れている
仕事内容については、
詳しく伝えることが望ましいとされています。
しかし、他社との違いを明確にせずに伝えると
どうなるでしょうか?
間違いなく消化不良を起こします。
それは一日中、
様々な会社から商品の説明を
聞かされるようなものです。
(うんざりしませんか?)
どの会社も
うちの製品がいかに優れているかを
説明するでしょう。
優れている部分を
より詳しく説明できた会社が
選ばれるのでしょうか?
(違いますよね?)
詳しく説明する前に他社との「違い」を明確にしましょう
仕事内容について詳しく説明する前に、
他社との違いを明確にしましょう。
ただし、その違いについて
求職者がメリットに感じることが重要です。
例えば、営業職でしたら
新規開拓とルート営業では
大きな違いです。
あなたの会社の営業職がルート営業であるなら、
詳しく説明する前に、次のように伝えましょう。
↓↓↓
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当社の営業職には3つの特徴があります。
特徴1:ルート営業
(新規開拓のための飛び込み営業やテレアポはありません)
特徴2:厳しいノルマはありません
(お客様との信頼関係が第一なので、ノルマ達成のために無理に売り込むようなことはしません)
特徴3:転勤はありません
(出張はありますが、引っ越しが必要な転勤はありません)
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このように他社との違いや、
あるいは一般的な職種へのイメージとの違いを
最初に明確にしてあげると
その職種へのイメージが良くなります。
結果的に、あなたの会社の職種が
魅力的に見えるわけです。
大した特徴がない?
その場合は、社員さんに
仕事の特徴について直接聞いてみましょう。
「◯◯(←資格や専門知識)が活かせる」
「少数精鋭」
「自由度が高い」
「◯◯(←スキルや知識など)が身につく」
「プロジェクト全体に携われる」
「若手にも責任ある仕事を任せてくれる」
など、色々な特徴が出てくるでしょう。
同時に、具体化することも忘れないでください。
例えば、「自由度が高い」という特徴が出たら、
「どんなときに『自由度が高い』と思う?」
と具体例を出してもらいましょう。
そうすることで、説明会でも
具体的に話すことができます。
具体的であればあるほど、
より魅力的になります。